焼酎財宝は鹿児島県の小鹿酒造が製造し、株式会社財宝が販売している焼酎です。
株式会社財宝は「水」の宣伝で観たこと有る人も多いと思います。
財宝という温泉水ミネラルウォーターを飲んだことが有る人は多いかもですね。
その水を使って製造されているのが焼酎財宝です。
麦、芋、米、黒糖などがあって、麦には黒麹を使用した黒財宝麦などが有ったります。
焼酎の氷や焼酎を割る水は軟水か硬水か?
一般的な基準とWHO(世界保健機関)が定めている基準は少し異なるので、どちらも書いておきます。
軟水 | 硬水 | |
一般的な基準 | 0~100mg/l 未満 |
300mg/l 以上 |
WHOの基準 | 0~120mg/l 未満 | 120mg/l 以上 |
※硬度は(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)から算出します。
簡単にいうとカルシウムイオン・マグネシウムイオンが多く含まれると硬水になります。
でも?これだけでは分かりませんよね。
「硬水で炊いたご飯はパサパサする」なんて聞いたこと無いですか?
ちょっと表にしてみましょう。
よく見かけるのはこんな感じの表です。
では?焼酎はどっちが良いのでしょうか?
焼酎と相性のいい水は、軟水でも硬水でも無いです。
その焼酎を作った水が一番いいと言われています。
お水を販売してる会社と共同して焼酎を作る理由
ロックや水割りだけでなく、お湯割りや前割りなどもすべて相性のいい水を使えることに有ります。
財宝の温泉水は天然アルカリ温泉水です。
この水を焼酎を作る過程から使用して、小鹿酒造が焼酎を作ります。
こうして作ることで美味しいお湯割りが呑めるって仕組みです。
美味しい割り方は「ロクヨン」と言われています。
70度くらいのお湯を耐熱グラスに4分いれて、焼酎を6分ゆっくりと注ぐとだいたい40度くらいになります。
焼酎を作る時の水で作れば雑味が入ることも無いですから、美味しく呑めます。
焼酎本来の香りが際立つ、そしてまろやかな口当たりを楽しめます。
鹿児島産の綾紫芋で仕込んだ「赤財宝」は貯蔵熟成させた原酒に天然アルカリ温泉水「財宝温泉」を割り水として使用しています。
芋と言っても上品な香りが特徴的です。
水にこだわることも焼酎にはとても大切なので、紅芋の甘みもしっかり前にだした美味しい焼酎だと思いました。
「小牧蒸留所」なんて書いてあって、プロダクトそ押すと「あれ?」商品一覧に無い?
今回紹介する焼酎が載ってません。
でも、いろんな焼酎が紹介されてます。
「伊勢吉どん」とか名前もカワイイです。
ご興味が有る方は覗いてみて下さい。
今回紹介の「一刻者(いっこもん)」は九州の南の方で使われる言葉みたいです。
「一刻者=頑固者」って意味らしいです。
美味しいっておもったものを頑固に貫く感じですかね?
ちょっと作り方も頑固です。
なにせこの焼酎は「全量芋焼酎」なんですから....。
一般的な焼酎はほとんど「米麹」を使用しています。
芋麹を作るのは高度な技術が必要でコストもかかります。
米を使わないのですから100%芋ですね。
もちろん芋麹の焼酎は他にも有りますが、非常に少ないです。
そして、名前が知られているものはほとんどないですね。
この焼酎を小牧醸造HPで検索しても出て来なかったのは、販売してるところが宝酒造だからなんです。
誰もが知ってる「TSKARA]です。
一刻者(いっこもん)は鹿児島県の小牧醸造が製造して、宝酒造が販売している芋焼酎なんです。以前にも同じような感じで販売されている焼酎が有りましたね。
白露酒造さんが作って、メルシャンが販売する焼酎「幻の露」
大手企業が販売元となっているせいか、スーパー、コンビニ、居酒屋で、結構この焼酎を見る機会は多いと思います。
一刻者のブルーのラベルが良く見かけますね。
100%芋ですから「芋くさいの苦手」って人は気を付けて下さい。
ストレートで飲むと「濃い芋」ズドンって芋が詰まってる感じします。
「全量赤芋焼酎」ならではって感じです!
甘味が強いのと香りが香ばしいです。
でも、後味は残らないので芋がのこるぅ~って感覚は無いです。
この焼酎のこだわりはなんと、温度変化の少ない石蔵で貯蔵してるところです。
芋の風味を損なわない様にまさに徹底して、頑固に拘って作ってます。
とある大阪の「とかいなか」
FAX 075-961-5248